関西エリア・大阪の派遣状況

以前、公立中学に通う息子の数学の授業参観に行ったときのこと。
解法の講義後、「さあ、問題を解いて。」先生の声に、全員ノートに数式を書き始めます。

 

同時に、先生は机間巡視もせずに、ホワイトボードに解答を書き始めます。ええっ!生徒の様子を見ないの・・・。
「はい、ここ、この答えを見て、直して。」生徒達は一斉にホワイトボードの先生の解答をノートに写します。

 

個別指導は無理でも、せめて机を回って何割の生徒が解けているか見て、それでその後の指導を柔軟に変えてくれればいいのに・・・。

 

時間がないですね。
カリキュラムが決まっていますものね。一方通行にせざるを得ない事情があります。

 

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平均とか普通とかという子はいません。
個性を育てたいという理想を掲げながら、生徒をひとくくりにしなければならない講義式の集団教育は、そこにいない子に焦点を当てたさびしい教育と言えます。

 

わたしは以前塾講師をした経験があります。
学習の途中、1分1秒に成長のチャンスがあります。この子はわかっている。
小さなヒントさえ与えれば後は自力で答えが出せる。

 

この子は根本的に教え直さなければ全くわかっていない、など、40人いれば、40種類のわかるチャンスの瞬間が訪れますが、学校や学習塾の講義式の集団授業では、なかなか個別の問題には対処が難しいでしょう。

 

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答えを言わないでもう少し時間をかけて自分で考えさせれば力がつくのに・・・という子も、時間がないからという理由で強制的に答えを教えられるのです。

 

ミステリーのあらすじを要約して犯人を教えてくれるとすれば、おもしろみはどこにあるのでしょう。

 

個性を育てる教育に家庭教師という選択があります。
その子だけに焦点を当て、タイムリーな指導で伸びるチャンスを逃しません。

 

例えば家庭教師のあすなろという会社、全国展開していますが、地域密着型の指導で人気があるそうです。
その根拠は二点有ります。

 

 

一つ目は、派遣される教師が、ここ大阪では関西学院 阪大 神戸大 近畿 奈良教育 など地元大学の現役大学生ということ。

 

小・中・高を地元で育った方も多く、経験したばかりの当事者でで、入試の傾向や対策に詳しいのも当然です。

 

『プロの社会人の先生』を謳う塾や家庭教師派遣の会社の宣伝をよく聞きます。

 

社会人の先生は確かに経験豊富でしょうが、教師側の経験が豊富であればあるほど、教師のエゴに陥りやすいのもまた事実です。

 

 

大学生の先生は経験不足はあるかもしれません。
でも、まだ学生ですから半分は教えられる側の気持ちがあります。
担当する子どもに、わからないつらさを共感し、寄り添う指導が可能です。

 

教育技術が未熟という不安の声には、二つ目、本部スタッフのフォローが応えます。
指導方法を長年研究して蓄積されたノウハウを各先生に伝授する研修制度があるそうで、学生はそれを受けて先生となり、それぞれの子どもたちのもとに派遣されるとのこと。

 

さらに本部はその指導が適切か、他に要望がないか定期的な電話で確認するそうです。

 

 

江戸時代に理念が生まれたという近江商人の三方よしという言葉「売り手よし、買い手よし、世間よし」。商売に関わる三者がみなその売買に得心しているから永続的にその関係が成り立つといった意味だそうです。

 

それを借りるなら、教育では「親よし、子よし、教師よし」でがっちりスクラム組んだ教育であれば、その子どもの成長を支える大きな力になり得ると言えます。

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