家庭教師のあすなろで学んだ生徒の進学先は?

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「この前、やっと高校に押し込んだと思ったら、今度は大学受験。と焦っているのは親だけよ。いったい何考えてんだか。」
朝から妹の愚痴電話です。主人公は甥。

 

「今回は自分で動き出すまで待つつもりよ。あの図体で、お母さんが予備校に申し込んできたから行くのよ。も、ないわよね。」

 

ですね。おっしゃるとおり。
でも、順位がかわいそうだって徒競走もなし、成績も曖昧な表現でみんないい子いい子とほめられ通しで義務教育を終え、親が走り回って高校に入れ、厳しく自分を律する機会を与えられず、甘やかされっぱなしの日本の教育で、大人になれって、いつ、どういうタイミングでおとなになれるのでしょう。

 

罪は子ども達にあるのではなく、きちんと人生を生き抜く厳しさを教えなかったおとなにあるのでは・・・。
甥は草食系で、親が右向けと言えば、3年でも右向いたままいるだろうと思える『いい子』です。

 

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自分が人生を生き抜く土台を作り、妻子とともによい家庭を築き、親を見送るなんて芸当が、いつかあのぼっちゃまにできるのだろうか。
望むべくもない。とそのときのわたしは思いました。

 

  • 「背はあるので、ジャニーズに送りつけて何とかしてもらうとか。」
  • 「やつが厳しい芸能界で生き残れるはずない。売れずに20年、いい年になって後で親に泣きつかれても困る。そのときは年金暮らしだもん。」
  • 「やはり受験しかないか。」
  • 「学歴があればあとはどこかの企業に押しつけられる。その企業に、大人に育ててもらおう。」

 

我が妹ながらなんて身勝手な。ろくに息子を教育せずに社会に送り出し、世間様に何とかしてもらおうなんて。

 

 

妹が選んだのは家庭教師でした。

 

「あいつのことだから予備校でボオーっとしている間に入試の日が来るから」という理由です。

 

今は無料の体験授業を受けられるサービスもあり、調べていくつか受けてみたそうです。
最終的に『あすなろ』という会社に決め「うちの息子にぴったりの」家庭教師の先生を派遣していただいたということでした。

 

若くて大丈夫かと思っていたら大学生の先生で、でも「『すごい大学なんだ』って、先生に対する息子のリスペクトぶりが半端なくって。だから先生に認めてもらおうとしてがんばっているの。」

 

いいけど、どこまでも他力本願・・・。
「あんなに一気に偏差値上がるとは思わなかった。40代から60代よ。さすがわたしの息子。今まで爪を隠してたのね。」
だそうです。

 

あすなろのスタッフの方に、何度も進路相談に乗ってもいただいて恐縮すると、それは当然のことだと言われたそうです。

 

「どの生徒さんにとっても大学入試は人生の方向を決める最後の正念場です。卒業生の進路先を考えるのは、私たちの仕事です。」ということでした。

 

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おかげさまで何とか理想の大学に入学が決まり、いざ下宿探しというとき、「何もかも自分一人でやったのよ、あの子が。信じられる?」

 

家を出るときにちゃんと両親にお礼を言い、「しばらくは仕送りしてもらうけど、きっとアルバイトを見つけるからね。」
家庭教師の先生がアルバイトで生活費の大部分をまかなっていることを聞いて真似ようと思ったらしいのです。

 

勉強だけでなく精神的にも成長させてくれて、いい先生に出会えたと感謝しました。

 

 

自分を知り、自分を活かす道をみつけるなんてあの幼稚な頭で考えられるのだろうか。
ろくに本も読まずにゲームばかりして・・・と心配していましたが、人を変えるのは人なのだと認識を改めました。

 


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