首都圏・東京エリアの家庭教師派遣状況
勉強が苦手だけど、ごはんは何杯もおかわりして元気いっぱい。
弟妹の面倒を見て親を手伝い、思いやりがあって、弱い子がいじめられていたら真っ先に飛び出して行って助ける。
いい子じゃないですか。
いいえ、こんな子を『昭和の子』というそうで、つまり今は時代遅れ。
どれだけ性格が良くても、最初の『勉強が苦手』これが致命的な欠陥になるのが現代の価値観です。
文部科学省の教育方針は定まらず、何年かおきに教育や入試制度が変わり、教育界も翻弄されます。
偏差値教育を反省してゆとり教育を導入し、失敗に気づいて、また元の木阿弥になりつつあり、世論もまたそうです。
今は『クール』でなければモテないらしいです。
例えば学校の数学の授業でだるそうに机にもたれてろくに聞かず、先生が怒って難問を解けと言うとすらすらとホワイトボードに解答してみせる。
キャー、すごい。クール!となるんだそうで、塾で先取りしているから学校の授業はムダになるわけですね。
子どもとはいえ、ライフスタイルは個人の自由ですが、成長期に時間のムダはいけません。
いくら時間があって足りないくらいタイトでなけりゃ、それこそクールじゃない。
楽しみ、失敗し、悩み、泣いて、克服して、成長する忙しさと充実感が個性を磨いてくれます。
学校も塾も、講義式の集団授業は、自分に合わせてくれるわけではないので、内容がだぶったり、わかっているところをくどくど説明されたり、わからないのに先に進んでしまったりといろいろともどかしさがあります。
しかたない・・・ですね。
でも、あきらめていいのでしょうか?
その子の個性を育てる教育に家庭教師という選択があります。
その子だけに焦点を当て、無駄な時間を過ごさせない、タイムリーな指導で伸びるチャンスを逃しません。
例えば、家庭教師のあすなろという会社は全国に展開していますが、指導法は全国一律ではありません。
入試の出題傾向、地域の小・中・高学校の授業などを研究し、その特色を取り入れた学習指導と聞きました。
派遣される教師は、東京の大学生。
ここには多くの有名大学があり、その中で例えば東京工業大学、青山学院大学、早稲田大学、東京学芸大学、慶應義塾大学、立教大学、上智大学などの現役の学生が先生です。
また、本部には独自の教育研究開発チームがあり、そこで培われたノウハウで学生達を先生に育てる研修制度があるそうです。
私塾、家庭教師派遣業、通信教育など業界では指導者を『社会人のプロの先生』と売り出しているにも関わらず、ここでは先生が学生であることを強調しています。
研修制度や電話アンケートなどの本部の指導管理サポート体制に自信が見られます。
現役の学生であるからこそ、わからない、できないつらさを共感し、寄り添うことができる。
生徒もあこがれの大学に通うお兄さんお姉さん先生に心開くことができるのでしょう。
そして経験不足と見られる弱点を研修や指導報告などで管理し、サポートするシステムを万全に整え、学生であるからという世間の不信感を、見事、払拭できたのでしょう。
勉強も得意で人情にもあつい、そろそろ現代の寅さんが出てもいいのではないでしょうか。
スポーンサードリンク